使わないと損!図書館は最高の公共サービスだ

もったいない、今まで知らなかった

私たちは日々の暮らしの中で、色々な公共サービスを受けています。上下水道やゴミの回収など、身近で生活に欠かせないものもあります。

数ある公共サービスの中には、意外に知られていないものがたくさんあります。その中で是非お勧めしたいのが「図書館」です。

なんだ図書館か、知ってるよそれくらい、とおっしゃるでしょう。かくいう私もそうでした。

私は本が好きで、暇さえあれば書店を訪れては本を購入していました。

あるとき、どうしても読みたい本が出てきて、書店や古本屋を探し回りました。でも絶版のため、手に入れることができませんでした。

諦められず調べていき、レビューを見つけて読んでいると、「図書館で借りた〜」との記述がありました。

盲点でした。当時の私は独身で、自由に使えるお金もあり、本は買うのが当たり前だという感覚でした。借りるなんて思いもつかなかったのです。

これを機会に公立図書館を利用し始めたのですが、驚くことばかり。

「えっ、これ全部タダなんですか???なんで今まで利用しなかったんだろ・・・」

 図書館にも色々ある

みなさんが図書館と聞いて思いつくのは、どのような施設でしょうか。ひとくちに図書館といっても、けっこう種類があります。

公立図書館:都道府県や市町村が運営している。

大学図書館:大学が運営していて、そこの学生しか利用できない。

学校図書館:小中高校のいわゆる「図書室」。利用できるのは生徒のみ。

私立図書館:個人や団体で運営している。有料の場合もある。

ここでは、色々ある種類のある中でも、地方公共団体が運営する「公立図書館」について記事にしていますので、ご注意ください。

 このサービスがタダ?

図書館の素晴らしさが「無料」ということです。

実は公立図書館は無料にしないといけないのです。なぜなら、「法律で決まっているから」なのです。

図書館法の第17条に「公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。」とあるのです。

すなわち「図書館に入るのはタダ、本を読んだり借りたりするのもタダ」なのです。

本を借りようと思えば、利用者登録してカードを発行してもらいますが、それも利用するために必要な手続きなので、カード代も無料です。他にも、

CDやDVDの貸出:無料

予約(順番待ち):無料

他の分館にある本の取り寄せ:無料

ネット環境(PCの利用やwifi):無料

これらもタダです。利用しなきゃ損ですよ。こんなサービスが公費で無料なのですから。

ただし、例外的に有料となるケースもあります。これは別の記事をご覧ください。

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図書館が最高である、本当の理由

タイトルに「最高の公共サービス」と書きましたが、私にとって最も価値のあるものを「無料」で提供してくれるからなのです。

それは「静寂」です。

図書館が静かなのは当たり前だろ、と思われるのはごもっともです。しかし、喧騒にまみれた都市にいて、しっかりと静寂が保たれている場所がどれほどあるでしょうか。

外部からの刺激に敏感なHSPにとって、静寂であることと空調が管理されている空間は貴重です。

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では自宅でいいじゃないかと思われるでしょうが、家族や子供がいると読書になかなか集中しにくい。たとえ一人であっても、家ではどうしてもだらけてしまいます。

みなさんも、外出しているときの方が気が張っていて、家にいるより集中できた経験があると思います。ただ、静かで集中できる場所がなかなか見つからないのが問題です。そのような場所を求めて、お金を払ってまで確保したりしていました。

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都市では得難い「静寂」が無料で手に入る。唯一無二の存在が図書館なのです。

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