図書館の歩き方~いつ、どうやって行けば?

前回では図書館を利用する基本となる、3つの動きについて説明しました。

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「そんなに便利なところなら、今から行こ♪」と思ったあなた。今、何曜日の何時ですか?夜中に行っても開いてませんよ。コンビニじゃないんです。

開館日・開館時間

図書館は役所と同じ、公共施設です。コンビニみたいに365日、24時間開いているわけではありません。

公共施設ですが、役所のように土日が休みではなく、土日は開館しています。休日に利用しやすいので、ビジネスマンやファミリー層にとってありがたい公共施設です。

土日以外の祝日については、自治体によってさまざまですが、最近は開館するところが増えてきているようです。

反対にいつ閉まっているかというと、平日のどこか一日を休みにしているケースがほとんどです。なかでも月曜日を休館日にしているところが多いように思います。

例外的な休館日

図書館を利用するうえで注意しないといけないのは、例外的な2種類の休館日です。

ひとつめが、毎月どこか1日休みになる「整理日」です。たいてい「第三水曜日」とか「最終木曜日」など、決まった日が休館日になります。ただの休みではなく、内部では展示替えなどが行われているようです。

私も事前に調べずに図書館に行って、この整理日だったことが何度かあります。せっかく平日に休みが取れて、ゆっくり読書しようと楽しみにして行ったら閉館日…orz。みなさんも気を付けてください。

もうひとつは「蔵書点検期間」というものがあります。普通のお店でいういわゆる「棚卸」です。年に一度、在庫の点検期間として数日、大きい図書館ですと1週間以上、休館となります。なかには、休館せずに点検をする図書館もあるようです。

ほとんどの図書館がネットに開館日をアップしているので、図書館へ行く前に必ず事前に確認しましょう。

そこはレジではない

図書館が開いてることを確認したら、すぐ行きたくなりますが、ちょっと待って。手ぶらで行くおつもりですか。

前回申しましたとおり、はじめてならカードを作らないと借りられませんので、身分証明証書を持って行ってください。

カードを作れば本が借りられますが、何冊も借りたら持ち帰るのも大変です。図書館へ行く際は、必ずかばんを用意しましょう。 

図書館の貸出カウンターでは、レジみたいに袋はくれません。コンビニじゃないんです。

かばんに入れずに、自転車の前かごにポイッと入れて持ち帰る人もいますが、おすすめしません。なぜなら、急な雨が降ってきて本を濡らすと、大変なことになるからです。

本を水濡れさせてしまうと、高い確率で弁償になってしまいます。本にとって水は大敵です。一度濡れると、シミになったりページが波打って使い物にならなくなるからです。

ある程度、水を防げるバッグをご用意することをおすすめします。また、子どもの絵本を借りる場合、大人の本と違って絵本はサイズが大きいので、それにあったサイズの大きめのトートバックなどを用意しておくと便利です。

交通手段

さて、準備万端。図書館へ行こうとして次に問題となるのは、交通手段です。

図書館などの文化施設は、駅前すぐにあることは少なく、駅からかなり離れた場所にあることが多いです。住んでいるところから近ければ、徒歩や自転車などで行けますが、駅から離れていると、クルマやバイクを使うことになるでしょう。

バイクなら置き場所に困りませんが、クルマは駐車場を探さないといけません。図書館の無料の駐車場があればいいですが、有料だったり、近くのコインパーキングを探さないといけないなど、手間がかかります。

図書館へクルマでいく時、停めるのはココ

図書館もそうですが、公共施設がある場所には、周辺にその他の公共施設が固まって立地してたりします。近くに市役所の支所があったりしますので、そこの駐車場を利用しましょう。

無料で停められたらラッキーですが、普通はゲートで駐車券を発行されて、その時間に応じて料金が発生します。そんな時は、市役所の支所などに立ち寄り、駐車券を提示して無料にしてもらいましょう。

ただし、役所に何の用もない人には無料にできません。そこで、ごみの取集や福祉サービスについてのパンフレットや書類をもらいに来た、という名目にするのです。窓口で書類をもらい、そのためにクルマで来たと言えば、何時間か無料にしてもらえます。

役所が開いている平日でないと、使えないワザですが知っていて損はないと思います。だれでも停めていいわけじゃないんですよ。くどいですが、コンビニじゃないんです。

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