読書ができない!
私は読書が好きで、けっこうな数の本や雑誌を読みます。今まで自宅で読書していたのですが、結婚して子どもができてからは一変しました。
家に帰ると、子どもたちはパパと遊びたい一心でまとわりついてきます。そんな状態では、自宅で落ち着いて読書や勉強どころの話ではありません。
そこで仕事が終わった後、帰宅するまでの数時間を、そのための時間に充てようと計画しました。
勉強場所を求めて。。。
今の時代、社会人も勉強に追われています。
昇進にTOEICスコアが要求されて仕方なく英語を勉強したり、転職を有利にするために資格を取りに行ったり、中には社会人向け大学院に通ったりする人も。
そんな社会人勉強家は、安く快適に勉強や読書できる空間を常日頃、求めているはずです。 私自身が快適に勉強できる場所を探し求めて、あちこち転々としました。その記録をみなさんに紹介します。
なお、わたしく大阪在住なので、大阪の物価を基本としております。関東の方から見れば安いでしょうし、その他の地方の方から見れば割高かもしれません。だいたい大阪の難波付近を基準とした肌感覚なのでご承知ください。
評価の基準
厳密にテストできればいいのですが、ほとんど主観による印象なので、いいかげんです。それを承知でご覧ください。
評価の項目
①静けさ
ほぼ無音
かなり静か
普通
うるさい
②料金
利用するのは一般的ビジネスマン。仕事が終わってからの平日の毎日3時間、ひと月で20日60時間利用すると想定。1時間当たりの単価
無料~100円以下
100円~300円
100円~300円(事前にまとめ払い)
それ以上
③電源・Wifi
必ずある
ほぼある
あまりない
ほとんどない
④飲食の可否
可
ほぼ可
ほぼ不可
絶対不可
⑤アクセス
あらゆる駅の付近にあり
主要な駅の付近にあり
駅から離れている
クルマがないと行けない
カフェ、喫茶店
①静けさ: ~
来ている他の客による。
②料金:
ドリンク1杯350円程度。3時間で1時間当たり120円程度。
③電源・Wifi:?
スターバックスなどはあるが、お店による。
④飲食の可否:
もちろん可。
⑤アクセス:
ある程度大きい駅前なら、あることが多い。
コメント:居合わせる他の客によって、静けさが大きく左右されます。周囲の音があまり気にならない、また長く居座ることに心理的抵抗がない人向け。勉強場所としては50点。
ファストフード店
①静けさ:
静かなほうが珍しい。安いので、中高生のたまり場になりやすい。特にレジに近いと絶望的。
②料金:
コーヒーが120円程度。3時間利用で1時間当たり40円。安い!
③電源・Wifi:
同じ系列のハンバーガーチェーンでも店によって違うが、かなり増えている印象。
④飲食の可否:
もちろん可。
⑤アクセス:
都会の主要駅にはほとんどある。ただ、2015~2016年にかけて、某ハンバーガーチェーンはかなりの数を閉店。郊外は、むしろクルマ利用のファミリー層に狙いをシフトし、駅からは遠いことが多くなった。
コメント:周囲の音が全然気にならない、居座ることに心理的抵抗がない、とにかく安いほうがよい人向け。勉強場所としては40点。
公立図書館
勉強するところと聞いてすぐ思いつくのが図書館。しかし、図書館は本来、図書館の本を読むところで、自習するところではありません。
自習できるかどうかは、それぞれの図書館で異なります。タイプとしては、概ね以下のどれか。
自習禁止:図書館の本の閲覧以外に席を使っていると注意を受ける。しつこくやっていると退館を命じられる。
黙認している:席に図書館の本を置いていると、自習していても大目に見てくれる。
自習室がある:図書館内は自習禁止で、自習室へ行くよう注意される。自習室を利用するのに図書館とは別の条件があったりする。(市内在住のみや学生のみなど)
①静けさ: 〜
基本的に静か。しかし、大人向けゾーンと子ども向けゾーンが分かれていない図書館だと、子どもの声でうるさいこともある。静けさを求めるなら、フロアがきちんと分かれている図書館を選ぶ。
②料金:
公共図書館は無料。しかし机のある席に確実に座れるとは限らない。平日の昼間でも開館前から並ばなければならないケースも。
③電源・Wifi:
最近は増えてきたが、まだ少ない。
④飲食の可否:
ほぼ不可。ただし、熱中症対策のため、飲み物は特定の場所ならOKのところは多い。
⑤アクセス:
駅前すぐにあるほうが珍しい。多くの場合、駅から徒歩で数分~数十分かかるところにある。また、遅くとも午後7時前後に閉館してしまう。
コメント:夜7時前後に閉まってしまうのは、ビジネスマンにとってはつらいところ。お金はないが時間はある、という学生向けといえる。
ビジネスマンが利用するなら土日だが、並ぶ覚悟がいる。最近は図書館が、リタイアした高齢者の憩いの場になっており、席を確保するのに学生と高齢者との競争となる。
高齢者は朝が早いので、並ぶときの強敵(笑)となる。自習できるなら、勉強場所としては80点。
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コワーキングスペース
最近増えている、都市に点在するレンタルオフィス。値段が手ごろになってきており、自習室代わりに使う人も多い。
①静けさ:
基本的に静かなことが多い。しかし、話し合う空間が併設されていたりして、場合によってはうるさいときもある。
②料金:
使える時間帯別の料金体系になっている。概ねひと月8,000円から15,000円。
平日夕方から閉店までの数時間なら月8,000円程度で@130円ほど。悪くない金額だが、まとめ払いがネック。
まとめ払いではなく、一時利用で1時間から使えるところもある。私がよく行くところは、一時利用で9時間まで1,200円。これも1時間当たり130円ほど。がっつり作業や勉強したいときに利用している。
③電源・wifi:
電源・wifiどちらも必ず完備している。これがないとPCで仕事にならない。
④飲食の可否:
OKなところが多い。持ち込み可のところも。
⑤アクセス:
都会に多いが、郊外はあまりない。
コメント:静けさに関しては、話し合う人でうるさいときもあるが、何よりPCを使った作業や仕事を行う環境がすべて整っている。プリンターやスキャナなどが格安で借りられたり、そこの住所で会社設立登記ができたり、仕事するにはこの上ない。
厳密に採点すれば勉強場所として70点だが、会議や話す人もカフェほど頻繁にいないし、話をしててもビジネスマン同士の話なので、学生のように大声でバカ騒ぎするわけではありません。耳栓やイヤホンの装着で十分我慢できるものです。
事前のまとめ払いが苦でないなら、かなりおすすめできる場であります。
ネットカフェ
①静けさ:
静かだが、客の出入りが激しく、職員が片付けをしたりする音など雑音も発生する。
②料金:
リクライニングシートや寝るためのフラットシートなど多様な個室があるが、概ね3時間から4時間利用でパック料金1,000円前後。@330円ほど。
カフェ席などは少し安い設定になっている。また、夜間の長時間(6時間以上)が割安なことが多い。
③電源・wifi:
ほぼ完備。個室には大抵デスクトップPCがあり、ネットやゲーム、テレビ視聴もできる。
④飲食の可否:
ドリンク飲み放題。料理も別料金で頼めるし、スナック菓子なども置いている。
⑤アクセス:
主要駅の周辺には数店舗ある。郊外の駅前にもあることが多い。
コメント:主な目的がPCゲーム、漫画、ホテル代わりにして寝る、といったもの。書いたりする机もなく、勉強するには設備の面からも不向き。
24時間営業なので、夜間にPCなどで作業をする場合はおすすめ。置いてあるPCはネットゲームもできるハイスペックなものなので、サクサク作業できる点は利点。
集中するには誘惑となるゲームやマンガもたくさんあるため、勉強場所としては40点。
カラオケルーム
①静けさ:
防音設備だが、少なからずほかの部屋の歌声が聞こえる。良い環境だとはいえない。
②料金:
平日昼間だと、午前10時あたりから17時付近までフリータイムで1,000円前後。夜は割高となり、@900円ほどになってしまう。
必ずワンドリンクは注文しなければならないので、その分の料金も必要。カラオケ設備を使わないと告げると、少し割引してくれる場合もある。
③電源・wifi:
あまり期待しないほうが良い。
④飲食の可否:
飲み食いはOKだが、持ち込みは禁じているところも。
⑤アクセス:
郊外を含め、駅前にはあることが多い。
コメント:防音を期待して行ったが、意外に他の部屋の歌声が聞こえる。
ワンドリンクも割高。タバコのにおいが残っていて、匂いが気なることも。勉強するための部屋にはお勧めしないが、平日昼間に少人数の会議室として活用するにはアリ。
また、ソファになっているので、寝転ぶにはよい。空調も部屋ごとで調整できる。ビジネスマンの中でも営業職の人の、昼寝部屋としてはよいかもしれない。勉強場所としては20点。
レンタル自習室
コワーキングスペースと同様、都市部に増えてきたレンタル自習室。マンションの空き部屋や空きテナントを改装して、間仕切りで仕切られた机がいくつも並んでいます。
自由席や指定席など、様々なタイプがあります。有料でロッカーを完備しているところもあります。
①静けさ:
かなり静か。静けさを売りにしているので、机にシートが貼られて、筆記音も出にくい配慮がされている。おしゃべりする人も、ほぼいない。
うるさいとすれば、シャカシャカと振るシャープペンや、マーカーのキャップの開け閉め、持ち込みノートPCのタイピング音くらい。
②料金:
使える時間帯別になっている。概ね8,000円から15,000円程度。平日ならばひと月8,000円程度。1時間当たり130円ほど。コワーキングスペースと同様で、まとめ払いがネック。一時利用可の場合もある。
③電源・wifi:
ほとんどのところで、電源やwifiが使える。
④飲食の可否:
場所によっていろいろ。飲み物はOKでも食べ物はNGなど。別室なら可のところも。
⑤アクセス:
最近、空きテナントを活用として、都会の主要駅から数分のところに増えてきている。しかし郊外にはあまり無い。
コメント:ある程度の金額を払ってでも、静けさがほしい人向け。ひと月ごとの定額制が多いので、利用頻度は多いほど得になる。反面、PCで作業していると、タイピング音がうるさいと注意されるかも。
ひたすら集中するための勉強場所としてはほぼ満点に近い98点。耳栓を装着すれば瞑想できそうなレベル(笑)
資格試験学校の自習室
簿記や法律関係資格など、各種試験の対策講座を実施している資格試験学校というものがあります。たくさんの学生や既卒者、社会人などが学んでいます。多くの学校では、講座を申し込んだ人にサービスとして、自習室を提供しています。
①静けさ:
勉強するための部屋なので静か。ただし、会計関係資格(簿記、税理士、公認会計士)などのコースを実施している学校では、「電卓用自習室」を設置していて、そこでは電卓をたたく音がしますのでご注意。
②料金:
安い通信教育コース(簿記3級など)15,000円~20,000円でも、自習室は使い放題になります。ただし、使える有効期限があり、その期間が長いほどお得になります。3か月使い放題なら、講座料20000円÷3か月=ひと月6666円÷20日=一日333円÷3時間=@111円
6か月有効なら、その半額の@55円、1年間有効なら、さらに半額の@27円。長期的に見ればかなりお得。
③電源・wifi:
期待しないほうがよいでしょう。
④飲食の可否:
基本的に飲食禁止。別に飲み物の自販機がある休憩室が設置されていることが多い。
⑤アクセス:
都会の主要ターミナル駅の近くに多いが、郊外にはあまりなし。
コメント:資格学校はカリキュラムなどに重点を置いて宣伝しているが、自習室についてはあまり触れられていません。
もし何か資格取得を目的として勉強しているならば、資格試験学校はぜひ活用すべきです。もし入学する予定ならば、その前に自習室を見学させてもらうべきです。
勉強場所としては90点。一般の人たちにとっては穴場となる場所でしょう。こんなに快適な勉強場所が、都会のど真ん中にあるとは信じられないでしょう。
勉強する環境を得るためだけに、「使用料」として安い資格コースを受講することも選択肢の一つだと思います。
大学図書館(近隣市民向け)
国公立、私立を問わず、近隣の市民向けに図書館を開放している大学があります。あまり知られておらず、穴場のひとつといえます。
①静けさ:
図書館なので、すごく静か。
②料金: 〜
大学によって有料・無料の差はあるが、有料であっても、高くても半年5000円ほど。本を借りないなら無料のところもあります。
③電源・wifi:
最近の大学生のレポートはメールやネット経由なので、備えているところもありますが、多くはありません。
④飲食の可否:
図書館なので、もちろんNG。
⑤アクセス:
たいてい大学は郊外にあることが多い。また、図書館を公開している大学は少なく、近くにあること自体が珍しい。
コメント:このような大学が自宅の近くにあれば最高の勉強場所となるが、仕事が終わりの夜間に使えるかは要確認。
学生優先のため、夏季と冬季の試験期間中は一般利用できないなどの制限もあるので注意。勉強場所としては90点。
社会人向けの夜間大学を実施している大学なら図書館の開館時間も長く、学食も遅くまで開いていたりして非常に便利。
まとめ
その人のタイプによって、最適の勉強場所は異なります。だいたい以下のようでしょうか。
●人の声や雑音が気にならない、居座ることに抵抗がない人
→カフェやファストフード
●静かな環境がほしいが、お金がない
→交通費のみで利用できる、公立図書館
●PCが使いたい
→コワーキングスペース。自習するにもおすすめ。
●とにかく静かなところ
→レンタル自習室。自習環境としては最上。
●主要ターミナル駅をよく利用している
→資格試験学校の自習室が穴場。
●土日にがっつり勉強したい
→休日で学生の少ない大学図書館か、一時利用ができるコワーキングかレンタル自習室
うるさい場所でも読書や勉強するために、どうやったら静かに過ごせるのか、考えてみました
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読書家、勉強家のみなさんへ、少しでも参考になれば幸いです。